この記事は
- 妊娠後期になったら読んでください
- 約2,000人の妊婦さんが思っていることをまとめました
妊娠後期(約28週~)になるとあと少しで待望の赤ちゃんに出会える日が来ますね。
しかし出産という事実が現実的になってくるにつれ、様々な不安や悩みが出てくると思います。
記事の執筆者
キジマトモヒト
訪問美容かみのけ・代表 訪問美容師
神奈川県の大手サロンで約20年間務めた後に独立。妊婦さん・子育てママの顧客が多い訪問美容師。信頼できる文献・論文等を参考に、正確性を重視したお役立ち情報をブログで発信中。
今回は、妊娠後期の妊婦さん約2,000人が抱えた悩みや不安で多かったものをピックアップしました。
全ての妊婦さんに当てはまることではないと思いますが、悩みや不安を抱えているのはあなただけではないので安心してくださいね。
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妊娠後期のパートナーとの関係性
妊娠期間が長くなるにつれ、見えてこなかったものが見えてくる妊婦さんが多いようです。
そのなかでも多かったものが「パートナー」との関係性。
- パートナーがなにもしてくれない
- パートナーに対してイライラする
- パートナーと距離を置きたい
という声が多くあがっていました。
妊娠後期の悩み:①なにもしてくれない
- 家のことをなにもしてくれない
- 言っても動いてくれない
- 声もかけてくれない
妊娠後期になってくると赤ちゃんの成長でおなかが大きくなり、動きたくても動けない日が増えてきます。
「家事を手伝ってくれたら…」
「ひとこと声をかけてくれたら…」
そう思って当然です。
この場合は、パートナーが妊娠のつらさをどれだけ理解しているかで大きく変わってきます。
男性の場合、ふわっとした言い方よりも具体的に言われたほうが理解しやすいので、なにかしてほしいときは具体的に物事を伝えるようにしましょう。
より詳しく知りたい方はこちらに詳しく書いています。
妊娠後期の悩み:②イライラする
- 自分だけつらい思いをしているように感じる
- パートナーの悪い所しか見えなくなった
- 存在自体にイライラする
妊娠をするとホルモンバランスが大きく変わり、気持ちの浮き沈みが激しくなるので、イライラしやすくなってしまいます。
男性は空気を読めない人間です。
あなたがイライラしていることでさえ気づかないくらいですから。
イライラしているときはそのままストレートにぶつけるのではなく
- 何に対してイライラしているのか
- どのように伝えれば相手に伝わるか
を考えたうえで、思っていることを手紙に書いて渡すと効果的です。
妊娠後期の悩み:③距離をおきたい
- 妊娠後期になって急にケンカが増えた
- 優しさを感じない
- この人と一緒にいて将来は大丈夫なのか
などと、パートナーの日頃の行動を見て感じる妊婦さんも多くいます。
この人と一緒に過ごして
産まれてくる子どもは幸せになれるか
1度冷静に考えた方がいいと思います。
妊娠後期の親族との関係性
出産も近くなると自分の親や相手方の親族にアドバイスなどをされる機会が増えます。
このことが妊娠後期の妊婦さんにとってとてもストレスになるようです。
妊娠後期の悩み:④自分の母親に対して
- 口うるさい
- 色々とあれこれ言われる
- 過剰な心配をされる
など、自分の母親に対して嫌悪感を抱く妊婦さんも多くいます。
多くの場合、親心からの発言ですが、産んで育てるのはあなたです。
余計なお世話!うるさいっ!!
って、自分の親に対しては感情をぶつけてしまいがちになりますが、そこはグッとこらえて伝える努力が必要です。
妊娠後期の悩み:⑤相手方の親族に対して
- 気を遣える余裕なんてない
- 度を超しておせっかいに感じる
- 同居にストレスを感じる
妊娠後期は他人のことなど気にする余裕なんてないと思います。
相手方の親族に対してはパートナーに協力してもらうことが1番の解決策なのではないでしょうか。
しかし、男性は伝えることが下手です。
あなたが思っていることをストレートに伝えられたらたまったものじゃないと思うので、パートナーに対しても配慮ある発言で伝えなければいけません。
妊娠後期の悩み:⑥自分の子どもに対して
- 構ってあげたいけど体調が悪くて構ってあげられない
- 子どもの夜泣きで寝不足
二人目の子どもの場合、子どもがまだ小さいときは一番の悩みになる妊婦さんが多くいます。
「相手をしてあげたいのにできない自分に嫌悪感を抱く」
そのような想いが自分をどんどんネガティブにさせてしまいます。
子育ては本来ワンオペでやるのではなく、周りの人の協力があってこそ感情豊かな子どもに成長すると言われています。
つらいときこそ周りを頼る
パートナーがダメだったら親族、親族がダメだったら外部サービスなどと逃げ道を作るようにしておいた方がよいでしょう。
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妊娠後期に不安に感じること
出産が近づくにつれて「現実」というものをじわじわ感じてくるのではないでしょうか。
身体を思うように動かせないぶん、色々と考えてしまう時間が増えてしまうと思います。
そんなとき、人間ってなぜか悪いことを考えがち。
一度悪いことを考え始めたら止まらなくなり、最終的には涙が出てきたり、うつ状態に陥ってしまうこともあります。
これが「マタニティブルー」です。
そのくらい出産は大きな出来事なんですよね。
だからこそ色々なことを考えてしまうのだから、もっと男性も親身にならなきゃいけないと思います。
妊娠後期の悩み:⑦妊娠に疲れた
- 身体は重いし気持ち悪いしつらい
- 急に産みたくなくなった
こういう状態のときってネガティブワードを検索しがちになりますよね。
人間ってポジティブな情報よりネガティブの情報のほうが頭に残りやすい生き物です。
妊娠していることにつらくなった場合は、暗い情報ではなくて明るい情報を得るようにするとこころも落ち着いてきます。
妊娠後期の悩み:⑧出産のこと
- 出産をイメージすると怖くなる
- 陣痛ってどんなものなのか
初産婦の方にとっては「出産」は未知の領域過ぎてわからないことだらけ。
そんなときに感じる「不安」はむしろプラス要素です。
「不安」という感情は、不安が消えるまで情報を探せます。
情報を探す際はネットではなく、産婦人科医や助産師・書籍から情報を探すようにしましょう。
ネットの情報をあまり鵜呑みにしてしまうとかえって不安感を増大させてしまいます。
妊娠後期の悩み:⑨出産後の生活のこと
- ちゃんと子どもを育てられるのか
- 親としてやっていけるのか
- お金は大丈夫なのか
出産後は生活がガラリと変わります。
ちゃんとやっていけるかどうか不安というように感じる妊婦さんは多いでしょう。
しかし、安心してください。
約8ヶ月妊娠期間を過ごしてきたあなたなら大丈夫です。
根拠はないですけど、絶対に大丈夫。
妊娠後期の妊婦さんはみんな不安
約2,000人の妊婦さんの悩みを集めた結果をまとめましたが、このなかにあなたに当てはまる悩みはありましたか?
妊娠中に感じる悩みは自分だけじゃなくて、他の妊婦さんも体験した悩みが多いです。
私だけじゃないんだ
と思うようにしてください。
そしてたくさんの妊婦さんは数々の不安や悩みを乗り越えて子どもを産んでいます。
みんなできているのだから、あなたも大丈夫です。
安心してください。
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