この記事は…
- 開業をするにあたり必要な道具一覧のリストがあります
- 道具以外の準備でなにが必要か知ることができます
訪問美容を個人で開業するには、必要な道具を揃えなければいけません。
この記事は僕が様々なサイトや訪問美容師資格取得の講習で教えてもらった必要な道具を一覧にしてリスト化したものを載せています。
必要な道具に関しては、僕が知っているなかでもどこよりも詳しいリストだと自信を持っていえます!
これからご紹介するものを全て揃えれば一安心なので、ぜひ参考にしてくださいね。
訪問美容を開業するために必要なもの
僕は、開業をするにあたり、たくさんのサイトや本を読んでどのような物が必要か徹底的に調べました。
調べた結果、開業をするには
- 営業をするための道具
- チラシ、名刺
- PC
- ホームページの作成
が必須ということがわかりました。
そして、実際に営業をしてみて
「これは必要だな」
「買ったけどあまり重要ではないな」
と感じたものを順次、追加や修正を加えたものをリスト化しています。
その前に、事業を始めるにあたり、知っておかないと損をするお金の話をしていきますね。
開業費の存在
個人事業主として開業をする場合、開業届を提出する日までに準備した税込10万円以下ものは「開業費」という科目になり経費として計上することができます。
経費とは、収入を得るために使ったお金のこと。
収入-経費=所得
になり翌年度の住民税の額が決定します。
開業費は開業してから5年間にわたり経費を分割して償却することができるので、節税の効果があり、手元に残せるお金が多くなります。
7. 営業に必要な道具を揃える
優先度の高いものを揃えてから、開業後に優先度の低いものを揃えていくことがコツ。
8. PCの購入
僕はなんでもスマホで完結できると思っていたので、開業しようと思ったはじめはPCは必要ないと思っていました。
しかし大きな間違いで、さすがにスマホだけだと無理です。
事業をしていく際に必須なので、PCは早めに購入しましょう。
PCを購入する際は、開業費として計上するために税込10万円以下のものを選ぶようにしてくださいね。
PCを選ぶ基準
- CPU…intel Core i5以上
- メモリ…8GB以上
- 内部ストレージ…SSD 256GB以上
これよりスペックが低い場合は
- 作業をしているときにパソコンの動作が遅くなる
- 動きが遅くなることでイライラしてきて触りたくなくなってくる
といった、モチベーションに影響が出るので必ず上記の基準以上のものをチョイスしてくださいね。
そして、この条件を満たす新品パソコンはなかなか見つからないので、最初は中古パソコンを購入した方がいいと思います。
ちゃんとしたところで購入すれば中古のパソコンでも安心です。
9. チラシ・名刺の作成
施設にご挨拶に行く、ポスティングで居宅の方に存在を知ってもらうためにチラシは必要です。
僕の場合、2種類のチラシを制作しました。
- 介護施設や病院、デイサービスなどを利用している方に向けて
- 居宅で困っている方(妊婦さんなど)に向けて
1種類のチラシにすると情報量が多くなり、見る気が失せてしまうと考えました。
2種類にすることで、その人に合ったチラシの情報を載せることができるので、端的に伝えることができるんです。
チラシの目的は、自分という存在を知っていただくこと。
つまり…
それだけでいいと僕は思います。
僕という人間に興味を持ってもらって、「髪を切ってほしいと」呼んでくれる。
もうその時点でファン客になっている可能性もあるんですよね。
チラシは集客ではなく、想いに共感してくれる人を探すツールだと思っています。
だから決して「チラシを見た人限定!初回割引50%!」みたいなことを書くチラシだけは作らないようにしてくださいね。
それなら、作らないほうがマシ。
ただのお金の無駄です。
チラシの作り方に関してはこちらで解説していますので、時間ができたときに見てくださいね。
10.ホームページの作成
ホームページはお店の「顔」なのでしっかりと作り込まないといけません。
- 自分で作る(無料で作るorお金をかけて作る)
- 他人に任せる(業者やココナラにお願いする)
このどちらかしかないですね。
自分で作ること、他人に任せることはそれぞれメリット・デメリットがあります。
自分で作る | 他人に任せる |
メリット | |
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デメリット | |
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|
僕は「自分で作ること」を選択しました。
結果、かなり遠回りをすることになってやっと今に至ります。
その経験は味わってよかったと思うし、これから訪問美容を目指している人にも、これはやらない方がいいと助言できるので、いい経験になりました。
しかし、遠回りしたことで、日々減っていく貯金とにらめっこしながらの生活になってしまったときは本当につらかったです…
そんな、僕だから言えます。
自分で作るなら無料にこだわらず…
僕は少しだけパソコンのスキルがあったので、無料で頑張ってみようと思いました。
しかし、世の中は甘くないです。
趣味ならともかく、仕事として作るならお金はかけないと無理です。
- 無料で制作しているので、社会的な信用が得られない
- せっかく作っても誰にも見てもらえない
このふたつが無料で作るデメリットになります。
ですから、サイトを立ち上げる際は5万円位かけて、ドメインを取得し、安定した早いサーバーと契約する。
これが、ホームページを作るうえで何よりも大事なことです。
プロに任せる場合はこの金額プラス10万くらいから引き受けてくれるみたいですね。
自分で作るときはサーバーの速さと安定性は大事になってきますので、慎重に選びましょう。
僕は慎重に吟味をした結果、ConoHa WINGというサーバーと契約しました。
「国内最速レンタルサーバーで、大量同時アクセスなどの高負荷にも強く、サイトのパフォーマンスに安定性を求める方に最適」
とうたっているので契約しましたが、今のところ不便もなく使えています。
値段も25,000円位で契約ができて、そんなに高いって感じではなかったのでおすすめできます。
サーバーにこだわりがないのであれば、入っておいて損はないと思いますよ。
開業のために必要な道具のまとめ
この記事を読んでもらってわかってもらえたかもしれませんが、僕は思い立ったらすぐに行動するタイプなんです。
だから人一倍失敗もしてきたし、遠回りをしてきました。
だから、自分と同じような想いをしてほしくないからこういった記事を書いています。
失敗した人がやってきたことをやらなければ、成功への近道だと思いますので、ぜひ今回の記事を参考にしてもらって、スムーズな開業に役立ててください!