妊娠中の頭痛・腰・下腹部の痛みの原因と対処法を解説!禁忌行為も

訪問美容かみのけブログ

この記事について

  • 妊娠中の様々な痛みに対しての対処法がわかります
  • 妊娠中に知っておかなければいけない注意しなければいけない対処法について説明しています

妊娠中には筋肉痛のような痛みを全身に感じることがあり、黄体ホルモンや自律神経の乱れなどの影響で起こります。

妊娠初期に感じる方が多いといわれていますが、痛みを感じる時期や場所には個人差があります。

さらにその時期はつわりも重なり、思うように身体を動かすことができず、腰痛などの症状が悪化してしまうおそれがあります。

妊娠中期以降になるとお子さまの成長に伴い、大きくなってきたおなかを支えるために身体に負担がかかり、様々な部位で痛みを感じてきます。

今回は妊娠期間約40週の間に生じる身体の痛みやその対処法をご紹介していきます。

目次

妊娠中に多い主な身体の痛みが表れる部位

①頭痛

妊娠中の頭痛はホルモンの影響や肩こり、首こりがひどくなることが原因で起こりやすくなります。

妊娠をしていなければ鎮痛剤を飲めばいいことですが、妊娠中はそうはいきません。

痛みがひどいときは一度産婦人科医に相談し、適切な処置をしてもらうようにしましょう。

ここでは薬を使わずに対処できる方法をご紹介します。

1.緊張型頭痛

後頭部から首筋にかけ、重い感じや頭をギューッと締め付けれられている圧迫感を感じたり、めまいを伴うこともある頭痛の種類です。

このタイプの頭痛は血流をよくすることで改善がみられる場合が多いです。

  • 首の後ろを温める
  • 温かい麦茶を飲む
  • ストレッチをする
    腕を振る・肩を回す

2.片頭痛

片側のこめかみ付近がズキズキと痛む頭痛の種類です。

片頭痛の場合は光の刺激や生活リズムの乱れなどが原因の場合もあるので、生活環境の見直しも併せて行う必要があります。

このタイプの頭痛は冷やすことで改善がみられる場合が多いです。

  • こめかみや目に保冷剤を当てる
  • 睡眠をとる
  • 光や音の刺激を避ける

片頭痛の場合やってはいけないことが、血流をよくすること。

入浴は頭痛を悪化させるので、注意してください。

②腰や背中、肩の痛み

妊娠中はリラキシンというホルモンが分泌されます。

このホルモンは分娩時に狭い骨盤をお子さまが通りやすくなるようにする作用があるのですが、一方で身体の節々の痛みの原因のひとつになることも知られています。

妊娠後期になるとリラキシンの作用と併せ、おなかが大きくなることによって体型の変化や下半身の血行不良により節々の痛みが悪化してしまうこともあります。

  • 運動
    妊婦さん向けストレッチやマタニティーヨガ
  • 骨盤ベルト、マタニティーガードル
  • 姿勢
    1.両手で身体を支える
    2.動くときはゆっくりと
    3.持ち上げるときは一度しゃがむ
    4.あぐらで座る
    5.座るときは背筋を伸ばす
  • 身体を温める
  • 体重管理

③下腹部の痛み

妊娠中に子宮が大きくなるにつれ、円靭帯が伸びてくることで、筋肉のけいれんのような突発的な痛みが出てくることがあります。

おなかの中のお子さまが成長している証拠の痛みなのですが、なかには気を付けなければいけない痛みの種類もありますので、ご紹介します。

1.おなかの中のお子さまの成長過程にみられる痛み

片側が引きつる痛み
生理痛のような痛み

⇒出血を伴う場合や我慢ができないような痛みの場合はすぐに病院へ

  • 横になって休む
  • 身体を温める

2.便秘に伴う痛み

子宮が大きくなるにつれて内臓を圧迫することにより便秘を起こしやすくなります。

便通がないからお手洗いでいきんでみようという行為はNGです。

切迫早産、破水、痔の原因になるので便通がなくおなかが張るようでしたら医師に相談しましょう。

  • 水分、食物繊維を摂る
  • マタニティーヨガ

3.下痢に伴う痛み

下痢が続く場合は胃腸炎や食中毒の可能性がある場合やほかの疾患を抱えている場合があります。

妊娠初期の場合に嘔吐も伴うときは妊娠悪阻になっている可能性もあるので早めに病院に行くことが重要です。

  • 生もの、冷たいもの、消化の悪い物は控える
  • 身体を冷やさないようにする
    腰や足首を温めると効果的

すべての痛みにおいて妊娠中は避けた方がいい行為

1.ツボ押し

妊娠中の頭痛や肩こりにツボを押して解消するという記事もたくさんありますが、場所によっては流産などにつながる可能性もあるツボもありますので、ツボ押しはプロに任せましょう。
例)合谷・太衝・肩井・三陰交など

2.マッサージ

マッサージもツボ押しと同じように気を付けなければいけない部位があり、子宮を収縮を促してしまうこともあります。

肩こりや腰痛などでお困りの場合は、マタニティーマッサージというジャンルの妊婦さんに特化したマッサージ店で施術を受けた方が安心かもしれません。

3.アロマオイル、ハーブティー

アロマオイルも様々な記事に書いてありますが、アロマオイルはそもそも毒性があるものです。

経口毒性光毒性といってエッセンシャルオイル(原液のアロマオイル)を肌につけたりすることは、妊娠していなくても絶対にダメなことです。

肌につけたりするものはマッサージオイルで極限に薄めて使用しています。

ですから、そのくらい毒性の強いものを妊娠中に使用すると流産の危険性があります。

香りを楽しむ場合でも、かすかに香る程度にしたほうがよいと思います。

ハーブティーの場合も同じように気を付けなければいけません。

上記の禁忌行為に共通することとは…

上記の3つの避けた方がいいことの共通点は、子宮を収縮させ流産の危険性が高まるということです。

しかし、時と場合により陣痛を促すときには使用することもあるようです。

これらのことは自分で決めるのではなくて、必ず専門家に意見を聞いてから利用するようにしましょう。

妊娠中の頭痛などの痛みの対処と禁忌行為についてのまとめ

妊娠期間約40週の間に様々なことが身体に起き、つらいしか思えないときもあるかと思います。

しかし、お子さまが無事に産まれてきたときは、妊娠中の数々のつらさを忘れてしまうと、あるお客様が言っていました。

僕が今回まとめさせていただいた情報も先輩ママさん達が実際に乗り越えてきた対処法を書きましたので、少しでも役にたつといいなと思います。

体調がどうしても優れないときはすぐに病院に行くようにしてくださいね。

あのとき、こうしておけばよかったがないようにしましょう。

妊娠中、美容室に行く体力がないときは是非訪問美容を利用してください。


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