つわり中の妊婦さんが焼肉をどうしても食べたい時にできる工夫

つわり 焼肉

「焼肉、食べたいけど大丈夫かな…」

そんなふうに、つわりと焼肉の間で揺れ動く気持ちわかります。

妊婦さんの中には、つわりの真っ最中なのに無性に焼肉が食べたくなる方も多いんです。

でも、せっかく食べても気分が悪くなってしまったりお店の雰囲気や匂いが心配だったりしますよね。

そこで、実際にママになった先輩たちの体験をもとにつわり中でも焼肉を楽しむためのヒントをまとめてみました。

お店選びのコツからメニューの選び方、体調が悪くなった時の対処法まですべてお伝えします。

この記事を読めば、つわり中でも安心して焼肉を楽しめるようになりますよ。

楽しみにしていた焼肉、あきらめる必要はありません。

ちょっとした工夫で、つわり中でも美味しく食べられる方法があるんです。

目次

つわり中のママたちの焼肉事情

この章に書いてあること

  • 実際のママたちが体験したつわり中の焼肉エピソード
  • 食べたいけど不安な気持ちを解決した方法
  • 先輩ママたちが実践した工夫とコツ

実際にママになった方々の声を聞いてみると、意外な工夫をして焼肉を食べている方もいらっしゃいました。

先輩ママたちがどんな工夫をして焼肉を楽しんできたのか以下に紹介します。

つわり中に焼肉を楽しんでいたママの体験談

つわりの真っ最中でも焼肉が食べたくなるママは少なくないんですよね。

お肉の匂いに敏感になってしまって無理なのが分かっているのに、どうしても食べたくなってしまったという声もありました。

つわりの症状は人それぞれ違うように、焼肉への反応も人によって全然違うんですね。

「野菜は全く食べられなかったのに焼肉だけは大丈夫だった」
「最初は怖かったけど少しずつ試してみたら意外と平気だった」

調べてみると、いろいろな方がいらっしゃいました。

ですが、みなさんに共通しているのが

「いつもより加熱をしっかりとして食べるようにした」

という声が多かったです。

加熱が不十分な肉はトキソプラズマや食中毒のリスクが上がってしまうので、その点はみなさん意識していました。

妊娠するといろいろと制約はありますが、食べたいものは食べたいんですよね。
でも、心配なときは必ずかかりつけのお医者さんに質問してください。
そのほうが安心して食べられますよ。

食べるときに工夫すればつわり中でもおいしく食べられる

  • 肉は薄切りで脂肪分が少ない肉を選ぶ
  • レモン汁などでさっぱりさせて食べる
  • 自分で焼かずに周りの人に焼いてもらう
  • いつもよりしっかり火を通してから食べる
  • 煙やニオイがこもる場所に座らない
  • 一口を小さくして食べる

このように工夫をすれば食べられたという先輩ママさんの声がありました。

お店で食べるのが心配なら、まずはおうち焼肉からチャレンジするのもひとつの方法です。

おうち焼肉の際はニオイが残りやすいので換気を万全にしましょう。

つわり中に焼肉店へ行くときの準備と工夫

この章に書いてあること

  • お店に予約するときの伝え方
  • 快適に過ごせる座席の選び方
  • 体調に合わせた時間帯の選び方

つわり中に焼肉を楽しむためには面倒かもしれませんがちょっとした準備と工夫をしたほうがいいです。

「そこまでする必要なんてあるの?」

と思うかもしれませんが、後で後悔しないためにもやれることはやりましょう。

予約をしてからお店に行くとメリットばかり

妊娠中に焼肉を食べに行く場合は、なるべく予約をしてから行くようにしましょう。

予約の際に伝えること

  • 妊娠中であることを伝える
  • 換気の良い席、トイレに近い席を確保してもらう
  • 肉を薄切りにして提供してもらえるか聞く
  • 個室がある場合は個室にしてもらう

自分の状況を伝えることで、お店の方も気にかけてくれるようになります。

予約をするときは体調次第で当日キャンセルするかもしれないということも伝えておきましょう。

つわり中に焼肉を食べるなら絶対に昼間に食べる

焼肉は昼間に食べるのがベスト。

肉類は消化に時間がかかります。そして、妊娠中は胃もたれを起こしやすいです。

夜に食べると、次の日に影響が出てきやすいので注意してください。

また、昼間なら比較的空いているお店が多いのでお店の空気が汚れていません。

空いているほうが周りを気にせず焼肉を楽しめることもメリットです。

つわりのときにおすすめなメニューの選び方

この章に書いてあること

  • 吐き気があるときでも楽しめるメニューの選び方
  • お肉の匂いが気になるときの工夫
  • 体調に合わせた食べ方のポイント

つわり中はちょっとした工夫をすることで焼肉を3倍も楽しめます。

人それぞれつわりの症状が違うので全ての方に当てはまるわけではありませんが、やらないよりかはマシですよ。

吐き気が気になるときはさっぱりとした肉からスタート

吐き気が気になるときはさっぱりとした赤身のお肉から始めてみるのがおすすめ

脂っこいお肉は後回しにして、まずは食べやすいものから試してみましょう。

タンや鶏肉などを中心に選んで、少しずつ食べるようにしてください。

また、レモンや柚子胡椒などのさっぱりした調味料を用意しておくと心強いです。

飲み物は炭酸水がおすすめ。
気持ち悪さをなくしてくれますよ。

ニオイが気になるときはどうしたらいい?

ニオイが気になるときの対処法

  • マスクをする
  • 換気の良い席を選ぶ
  • 好きな香りのハンドクリームなどを用意する
  • 他の人に焼いてもらう

はじめは大丈夫でも、突然「うっ」となるときありますよね。

そうなってしまったら無理をせずに少し休みましょう。外の空気を吸いに行くだけでもかなり違います。

グレープフルーツやレモンなどの柑橘系の香りは気持ち悪さを軽減してくれる効果があります。

あまり食欲が出ないけど食べなきゃというときにおすすめのメニュー

食欲が出ないときのおすすめ

  • 薄切りのもも肉
  • 鶏むね肉
  • 焼き野菜
  • スープ

食欲が出ないときは、少しずつ、ゆっくりとを意識して食べるようにしてください。

それだけでもずいぶんと気持ちが落ち着いて食べられるようになります。

基本的にはさっぱりした食べ物がいいですが、外食で生野菜を食べるのは控えたほうが安心です。

生野菜にはトキソプラズマ菌がいることがあり、普段なら気にしなくてもいいですが、妊娠中は免疫力が下がっているため特に気を付ける必要があります。

しっかり、流水で洗われていればトキソプラズマ菌に感染するリスクは低いです。

ですが、外食ではそのような確証は持てません。

さっぱりしたものを食べたくてもなるべく火を通して食べるようにしましょう。

あとで後悔をしないためにも、できることはやるようにしてください。

先輩ママがこれは良かった!という食べ方とメニュー

この章に書いてあること

  • 実際に食べやすかった人気メニューの紹介
  • 気をつけた方がよいメニューのアドバイス
  • 思いがけず美味しく食べられたメニュー体験談

全ての方に当てはまるわけではありませんが、先輩ママたちにアンケートを取って「これは良かった」という食べ方やメニューを紹介します。

焼肉店でつわり中でも食べやすかったメニューランキング

つわり中でも食べやすかったメニューランキング

  • タン塩
  • 薄切りのもも肉の焼きしゃぶ
  • 鶏むね肉の塩焼き
  • 野菜盛り合わせ
  • キムチ

つわり中の妊婦さんでも食べやすいと支持されたのは、脂身が少ない・さっぱり・薄い肉が支持されています。

5位にキムチがランクインしていますが、キムチは食べ過ぎに注意してください。

トウガラシの刺激成分や塩分が多いため、そればかり食べるのは良くないです。

焼肉店の食事は全体的に塩分が多いため、塩分の排出を促してくれるカリウムを含む食べ物を一緒に注文すると良いでしょう。

カリウムが多い食べ物

ほうれん草・ブロッコリー・なす・バナナ・メロンなど

カリウム、カリウムと意識しているだけでかなり違いますよ。

妊娠中は避けたほうが良いメニュー

妊娠中は避けたほうが良いメニュー

  • カルビ
  • ホルモン系
  • 脂身が多い肉
  • 濃いめの味付けのメニュー
  • にんにくたっぷりのメニュー

妊婦さんが苦手と感じたメニューの多くは脂身が多く、濃厚な味付けのものが敬遠される傾向が強かったです。

なかには想像するだけで気持ちが悪くなるといった方もいるくらいでした。

これらのメニューは胃がもたれやすいのも特徴です。
食べられたとしても妊娠中は控えたほうがいいかもしれません。

つわりがあっても意外と食べやすかったメニュー

つわりがあっても意外と食べやすかったメニュー

  • 焼き野菜
  • ネギ塩カルビ
  • 冷やしトマト
  • レモン汁を何にでもかける

ダメだったメニューの中にカルビが入っていましたが、ネギ塩カルビなら食べられたという妊婦さんが意外にも多かったです。

脂身が多いメニューでも組み合わせ次第では食べられるという方もいらっしゃいます。

体調に合わせて上手に外食をする方法

この章に書いてあること

  • その日の体調に合わせて量を調整する方法
  • 食べるタイミングを上手に選ぶコツ
  • 具合が悪くなったときの対処の仕方

妊娠中は数十分単位で体調が変わりますよね。

はじめは食べられていたけれど、急に気分が悪くなってしまったということもあります。

そんなときにどうすればいいのか、焼肉店に限らず上手に外食をする方法を紹介していきますね。

体調に合わせて食べる量を調整しよう

妊娠したからたくさん食べなければいけない……

そんなように思って無理をして食べる必要はありません。

その日の体調に合わせて食べればいいんです。

特につわりがひどい方は「赤ちゃんがちゃんと成長できているかな……」と心配になるでしょうが、ほとんどの赤ちゃんは着実に大きくなっているので心配する必要はありません。

外食はある意味、気分転換という位置づけにして軽い気持ちで行けばいいんです。

食欲がどうしても出ない場合はメニューの隅にあるサイドメニューだけでもいいんですよ。

頼んだものが食べられたら、少しずつ食欲がわくかもしれません。

つわり中は無理をして食べる必要はありません。

途中で体調が悪くなったときの対処法

食事中に体調が悪くなることがあっても慌てる必要はありません。

まずは深呼吸をして落ち着きましょう。

鼻から4秒息を吸った後に口から8秒かけて息を優しく吐くことを意識してください。

そうすることで、徐々に気持ちが落ち着いてきます。

また、お店の人や一緒に来ている人に正直に伝えましょう。

「恥ずかしい」とか「申し訳ない」とか考えてしまいがちですが、そんなこと誰も気にしていません。

あなたが今、守るべきものはおなかの赤ちゃんです。

横にならせてもらう、持ち帰れるか聞いてみる……など考えれば色々とできますよね。

体調が悪くなることは誰にでもあること。
だから気にする必要はありません。

つわり中の妊婦さんが焼肉をどうしても食べたい時にできる工夫のまとめ

記事のまとめ

  • つわり中でも工夫次第で焼肉を楽しむことができます
  • 体調に合わせて無理のない範囲で試してみましょう
  • 少しずつ自分に合った食べ方を見つけていけば大丈夫です

つわり中に焼肉が食べたくなったら、我慢しないで食べに行けばいいんですよ。

そのかわり、きちんと食べる方法や具合が悪くなったときの対処法などをしっかり学んでから行くようにしてください。

つわりの時期はいろいろと心配になることも多いですが、焼肉に限らず、外食はいい気分転換になります。

ですから、無理をしないで外食を楽しんでくださいね。

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