「納豆には葉酸がどのくらい入っているの?」
「食事から葉酸を摂るのは大変なの?」
そんな疑問を持っている妊娠中の方が読むと参考になる記事です。
記事の内容
- 「納豆」と名前がつく食べ物の葉酸含有量を調べました
- 納豆を食べるときのちょっとしたコツをご紹介します
納豆といえば、誰もが食べたことがある国民的な食べ物ですね。
記事の執筆者
キジマトモヒト
訪問美容かみのけ・代表 訪問美容師
神奈川県の大手サロンで約20年間務めた後に独立。妊婦さん・子育てママの顧客が多い訪問美容師。信頼できる文献・論文等を参考に、正確性を重視したお役立ち情報をブログで発信中。
納豆に含まれる葉酸の量は100gあたり、130㎍です。(参考:「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」)
しかし、この数字を見てもなにもピンとこない方も多いと思います。
納豆を通して、これをきっかけに妊娠中に必要な栄養について学びませんか?
この記事では葉酸を多く含む食材のひとつといわれている納豆について深く掘り下げています。
「納豆」と名がつく食べ物の葉酸量を調べているとともに、葉酸サプリに含まれる栄養成分がどのくらい入っているのかも調べました。
記事の後半には食に関する知識の資格などについても触れていますので、興味がありましたら併せて読んでください。
この記事がきっかけで食について興味をもってもらえるとうれしいです。
\注目記事/
葉酸を含む食べ物【納豆】の栄養成分
kcal | たんぱく質 (g) | 食物繊維総量 (g) | 食塩相当量 (g) | 葉酸 (㎍) | 鉄 (mg) | カルシウム (mg) | カリウム (mg) | ビタミンB1 (mg) | ビタミンB2 (mg) | ビタミンB6 (mg) | ビタミンB12 (㎍) | ビタミンC (mg) | ビタミンD (㎍) | ビタミンE (mg) | ナイアシン (mg) | パントテン酸 (mg) | マグネシウム (mg) | 亜鉛 (mg) | 銅 (mg) | ビオチン (㎍) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
納豆 (1パック 50gあたり) | 92 | 8.3 | 4.8 | 0 | 65 | 1.7 | 46 | 350 | 0.07 | 0.15 | 0.12 | Tr | 2 | 0 | 0.3 | 0.3 | 1.82 | 50 | 1 | 0.3 | 9.1 |
ひきわり納豆 (1パック 45gあたり) | 83 | 7.5 | 2.7 | 0 | 50 | 1.2 | 27 | 320 | 0.06 | 0.16 | 0.13 | 0 | Tr | 0 | 0.4 | 0.4 | 1.93 | 40 | 0.6 | 0.19 | |
五斗納豆 (100g) | 214 | 15.3 | 4.9 | 5.8 | 110 | 2.2 | 49 | 430 | 0.08 | 0.35 | 0.19 | Tr | 0 | 0.6 | 1.1 | 2.9 | 61 | 1.1 | 0.31 | 15 | |
寺納豆 (100g) | 248 | 18.6 | 7.6 | 14.2 | 39 | 5.9 | 110 | 1000 | 0.04 | 0.35 | 0.17 | Tr | 0 | 0.9 | 4.1 | 0.81 | 140 | 3.8 | 0.8 | 19 | |
塩納豆 (100g) | 137 | 8.3 | 6 | 2.2 | 36 | 1.3 | 48 | 410 | 0.06 | 0.11 | 0.13 | Tr | 0 | 0.5 | 0.5 | 1.3 | 61 | 1 | 0.25 | 8.7 | |
干し納豆 (100g) | 357 | 33 | 17.2 | 5.1 | 150 | 5.8 | 190 | 1600 | 0.11 | 0.22 | 0.32 | Tr | 0 | 2.6 | 1.5 | 2.64 | 200 | 3.4 | 1.03 | 31.2 | |
甘納豆/あずき (100g) | 283 | 3.4 | 4.8 | 0.1 | 9 | 0.7 | 11 | 170 | 0.06 | 0.02 | 0.04 | 0 | 0 | 0 | 0.2 | 0.17 | 17 | 0.4 | 0.12 | 1.5 | |
甘納豆/いんげんまめ (100g) | 288 | 3.8 | 5.5 | 0.1 | 13 | 0.8 | 26 | 170 | 0.09 | 0.03 | 0.03 | 0 | 0 | 0 | 0.2 | 0.06 | 19 | 0.4 | 0.13 | 1.5 | |
甘納豆/えんどう (100g) | 293 | 3.8 | 3.2 | 0.1 | 2 | 0.9 | 12 | 110 | 0.11 | 0.02 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.3 | 0.16 | 17 | 0.6 | 0.09 | 2.4 | |
(参考) mitete葉酸サプリ | 2.56 | 0.04 | 0.02 | 400 ※1 | 15 | 200 | 1.3 | 1.5 | 1.3 | 2.8 | 70 | 8.5 | 12 | 5 | 40 | 3 | 0.1 | ||||
(参考) 30~49歳 妊娠初期 | 2100 | 50 | 18以上 | 6.5未満 | 640 ※2 | 9 | 650 | 2600以上 | 1.3 | 1.5 | 1.3 | 2.8 | 110 | 8.5 | 6.5 | 12 | 5 | 330 | 10 | 0.8 | 50 |
kcal | (g) | たんぱく質(g) | 食物繊維総量(g) | 食塩相当量(㎍) | 葉酸(mg) | 鉄(mg) | カルシウム(mg) | カリウム(mg) | ビタミンB1(mg) | ビタミンB2(mg) | ビタミンB6(㎍) | ビタミンB12(mg) | ビタミンC(㎍) | ビタミンD(mg) | ビタミンE(mg) | ナイアシン(mg) | パントテン酸(mg) | マグネシウム(mg) | 亜鉛(mg) | 銅(㎍) | ビオチン
※1 モノグルタミン酸型葉酸なので食事性との比較にはなりません
※2 葉酸量は食事性(240㎍)+モノグルタミン酸型(400㎍)総量
納豆の栄養・葉酸サプリ・妊娠初期の1日の栄養摂取目安を表にしました。
表からわかること
- 納豆の葉酸量について
- ミネラルが豊富
- たんぱく質が豊富
- 食物繊維も豊富
表からわかったことをひとつずつ以下に解説していきますね。
納豆の葉酸量について
納豆1パックあたりの葉酸量は65㎍となっています。
ポリグルタミン酸型 (食事性葉酸) | 天然型葉酸モノグルタミン酸型 (葉酸サプリ) | 合成葉酸
生体利用率 | |
25~81% (相対生体利用率50%) | 約85% |
妊娠初期推奨量 | |
240㎍ | 400㎍ |
摂取上限量 | |
なし | 18~29歳 900㎍ 30歳以降 1,000㎍ |
上記の表は妊娠初期に必要な葉酸の量を表したものです。
納豆の葉酸は食事性葉酸になるので、納豆1パックで1日に必要な葉酸量の約1/3を摂ることができます。
妊娠初期は他の時期よりも葉酸の量を多く摂取しないといけないのを知っていますか?
期間 | 妊娠月数 | 妊娠週数 | 妊娠赤ちゃんの成長 | |
初期 | 1か月 | 0~3週 | 受精 | |
2ヶ月 | 4~7週 | 脳、神経、心臓などの重要な臓器がつくられる | ||
3ヶ月 | 8~11週 | からだの形成がつづく(12週頃まで) | ||
4ヶ月 | 12~15週 | 各器官の機能が発達する | ||
・ 後期 | 中期~ 10か月 | 5か月~ 39週 | 16
その理由は、妊娠初期は赤ちゃんの身体を形成するための重要な臓器を作る時期で、細胞分裂を活発にするには多くの葉酸が必要だからです。
葉酸の量が足りないと赤ちゃんの健康にリスクが出る可能性があるので、厚生労働省は妊娠初期に限り、葉酸サプリの利用を推奨しています。
葉酸サプリを推奨する理由は、納豆などの食事から摂取するタイプの葉酸は、からだへの吸収に幅があり、じゅうぶんに補えないことがあるからです。
葉酸サプリの合成葉酸は吸収率がよく、一定の量を吸収できるので、赤ちゃんの健康のリスクを軽減できることがわかっています。
とはいえ、食べ物から摂取する葉酸も大切
とはいえ、葉酸サプリに頼る生活はあまりよくないと思います。
サプリメントはあくまでも日常の食生活をサポートするものなので、基本は食べ物から摂取することがとても大切です。
葉酸を多く含む食材は?
ブロッコリー アスパラガス 切り干し大根 ライチ 焼きのり | 枝豆 ほうれん草 ドライマンゴー いちご など |
その他レバーなどもありますが、ビタミンAが多く含まれており、過剰摂取になる可能性があるものは除外しています。
葉酸を多く含む食材を調理するときは、
の順で葉酸が流出するので、葉酸を多く摂取したいときは蒸す・油で炒めるようにすると効率よく摂取できます。
食べ物から摂取する葉酸の場合、摂取上限がありません。(※葉酸サプリは上限900~1,000㎍)
その点はとても安心できますね。
納豆はミネラルが豊富
ミネラルとはカルシウム・カリウム・鉄・亜鉛などの栄養を総称したものです。
必須ミネラル(16種類) | |
カリウム 鉄 ナトリウム リン 銅 マンガン ヨウ素 (硫黄) | カルシウム 亜鉛 マグネシウム セレン クロム モリブデン (コバルト) (塩素) |
※コバルト、硫黄、塩素は厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」に摂取基準の記載がありません |
ミネラルのなかでも日本人はカルシウム・カリウム・鉄・亜鉛が特に不足しているといわれているのですが、納豆は各種ミネラルが豊富に含まれているので効率よく補うことができます。
葉酸サプリでもミネラルは補給できますが、ミネラルを適度に含む葉酸サプリは意外と少ないので、積極的に食品から摂取するようにしてくださいね。
妊娠中期以降になると、ミネラルのなかでも鉄を多く必要とするので、日頃から納豆を食べる習慣がついていると貧血などの症状が起こりにくくなります。
納豆は少しクセのある食べ物ですが、栄養がたっぷりあるので、毎日1パックは食べるようにしたいですね。
納豆はたんぱく質が豊富
納豆1パックのたんぱく質は8.3gとなっており、1日に必要なたんぱく質の約1/6を摂取できます。
たんぱく質の役割
- からだをつくるために無くてはならない栄養素
- 赤ちゃんの成長・胎盤の成長に不可欠
納豆の原料の多くは大豆から作られているのですが、大豆由来のたんぱく質はからだへの吸収がゆっくりで吸収率がいいことが特徴です。
吸収がゆっくり=腹持ちがいいということなので、妊娠中に体重の増えすぎを抑えてくれる役割があります。
最近はプロテインでたんぱく質を補う人も多いですが、安心・安全を考えて妊娠中はできる限り食事からたんぱく質を摂るようにしたいですね。
参考:1日に必要なたんぱく質量
妊娠中期は+5g(55g)・後期は+25g(75g)となります。
※参考資料:厚生労働省・日本人の食事摂取基準2020年版・対象特性・妊婦・授乳婦
納豆は食物繊維が豊富
納豆1パックに含まれる食物繊維は4.8gで、1日に必要な食物繊維の約1/3を摂取できます。
食物繊維の役割
- 生活習慣病の予防
- 便秘の解消
- 食べ過ぎを防ぐ
- 血糖値の急上昇を抑える
妊娠中に便秘に悩まされる妊婦さんも多いのですが、食物繊維を多めに摂ることで便秘の解消ができたり、体重の増えすぎを防げたりすることができます。
食物繊維は大きく分けて2種類ある
水溶性食物繊維 | 不溶性食物繊維 |
特徴 | |
水に溶けるとドロドロになる | 繊維質が多く、たくさん噛む必要がある |
主な効果 | |
血糖値の上昇を抑える 栄養の吸収を緩やかにする 高血圧を予防する | 便をかさ増しして排便をスムーズにする からだに悪い物質に吸着してからだの外に出す 大腸がんのリスクを減らす |
代表的な成分 | |
難消化性デキストリン イヌリン | セルロース 寒天 |
食物繊維を水溶性1:不溶性2の割合で摂取すると、最適なデトックスができるといわれています。
納豆1パックには水溶性1.2g・不溶性2.2g含まれていて約1:2です。
これほどバランスの取れている食材はなかなかありません。
納豆に含まれる葉酸を効率よく摂取できる食べ方
納豆の葉酸量についての項目で納豆から約1/3の葉酸が摂取できると解説しました。
しかし、食事性葉酸の生体利用率は25~81%と幅が広いので、低い方に偏ってしまった場合、足りなくなるおそれがあります。
(※厚生労働省は50%(相対生体利用率)で計算した数値を公表しています)
食事性葉酸を効率よく吸収させるためには、
- ビタミンC
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 亜鉛
を含む食品と一緒に食べると吸収率があがります。
納豆の成分で足りないのはビタミンCなので、納豆を食べるときは付属のタレではなく、「ポン酢」で食べると吸収率があがります。
\注目記事/
食べ物から葉酸を摂取する難しさ
妊活中や妊娠初期の方は「葉酸」の摂取が重要ですよとネットなどでいわれているので、じゅうぶんに理解していると思います。
しかし、「葉酸が重要」だけにスポットを当てているので、効率の良い摂取方法やそのほかに必要な栄養はあまり気にしていない人が多いです。
食べ物から葉酸を摂取する難しさ
- 生体利用率の幅が広すぎる
- 効率よい摂取の仕方を知らないといけない
食べ物から葉酸を摂取する難しさを以下に解説していきますね。
生体利用率の幅が広すぎる
日本人の食事摂取基準2020年版に書かれていることをざっくりと以下に書きます。
葉酸の生体利用率は25~81%。
日本人を対象とした実験では葉酸サプリに対して食事性葉酸の相対生体利用率50%と報告。
また、食事性葉酸の相対生体利用率は80%であろうとした報告もある。
…これ、何をいっているのかわかりませんよね。
最終的には「食事性葉酸の相対生体利用率を正確に見積もることは難しい」と結論付けられています。
つまり、食事から摂取する葉酸の吸収率は幅がありすぎて、正確な数値は出せないということですね。
食べ物からの葉酸摂取も大事ですが、毎回安定しない葉酸量を摂取することは、妊活期や妊娠初期にはリスクにもつながる場合があります。
効率よい摂取の仕方を知らないといけない
葉酸は別名ビタミンB9で、水溶性ビタミンに分類されます。
ビタミンC・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・亜鉛を一緒に摂取すると吸収率があがることが特徴です。
そして調理方法にもポイントがあり、
蒸す<油で炒める<煮る<茹でる
の順で葉酸は食材から出て行ってしまうので、調理をする場合は蒸す・油で炒めると効率よく摂取できます。
妊娠やつわりの始まりをきっかけに色々と学んでみよう
妊娠が発覚したり、つわりが始まったりすると多くの人が「食生活」を見直さなきゃな……と思うはずです。
しかし、どこから見直せばいいのかわかりませんよね。
そんなときは妊婦さんを対象にした商品からヒントを得るのが一番効率がいいです。
例をあげて解説をしていくので、もしよかったら参考にしてくださいね。
つわノンゼリーを参考に学んでみる
つわノンは妊娠初期のムカムカする時期に活用すると、ムカムカが楽になる葉酸入りゼリーです。
つわノンから読み取れること(考察)
- 名前から考えてみると、つわりをなくすためのもの……?
- それならば、どんな成分が有効と考えられている?
つわノンの成分を調べると、ビタミンB6・しょうが・クエン酸がつわりに有効なのではないかと推測できます。
ビタミンB6・しょうが(ショウガオール・ジンゲロール)
⇒つわりの緩和に効果がありという論文がある。
クエン酸
⇒アンモニアを中和する効果があり、食べやすくしてくれる。
それならば、しょうがやビタミンB6が多い食品(バナナ・アボカドなど)を意識して食べるようにすれば、つわりが楽になるかもしれませんね。
つわノンの商品の口コミ・評判をまとめた記事を作成しているので、気になった方は見てみてください。
葉酸サプリを参考に学んでみる
葉酸サプリから読み取れること(考察)
- そんなに葉酸を摂らなければいけない理由はなに?
- 葉酸サプリの成分を調べると他の栄養も盛りだくさんなんだけど……
葉酸サプリのパッケージに書いてある栄養成分表示を見ると、葉酸以外にも様々な栄養素が配合されているのが確認できます。
なぜなんでしょう?そして、なにを基準に配合されているのでしょう?
調べてみると、厚生労働省が5年おきに公表している「日本人の食事摂取基準」を基準に、栄養を配合して葉酸サプリを作っているメーカーが多いようです。
どのくらいの割合入れているのかを見ると、100%近くだったり、それ以上入っているものも多いですね。
理由は、妊娠初期は赤ちゃんの重要な臓器を作るために細胞分裂が最も盛んな時期で、多くの葉酸や栄養を必要とするからです。
栄養が足りないと、赤ちゃんの成長が遅れたり、健康状態にリスクが出る可能性があるので、しっかりと栄養を摂らなければいけません。
しかし、その時期はつわりもあり、満足に栄養を摂ることが難しいです。
ですから、葉酸サプリの多くはマルチビタミンのような作りにして販売されているということですね。
販売されている人気葉酸サプリの比較記事もありますので、よかったら参考にしてくださいね。
妊娠初期にどのくらい栄養が必要なのか知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
食育栄養アドバイザー講座から学んでみる
#食育栄養アドバイザー講座とは、毎日食べる「食」を通して
- 食育について
- 栄養学について
- 生活習慣病の予防について
- ダイエットや美容について
など
をオンラインで学ぶ講座です。
食育栄養アドバイザー講座から読み取れること(考察)
- こんな資格がある理由は、栄養が偏っている人が多いから?
- 食べることに対して関心が少ないから?
妊娠が発覚するまで、栄養成分表示や原材料なんて気にも留めなかった方は多いですよね。
新しい家族を迎え入れるために、食の知識を深めておく……とても重要です。
30年前と比べて、同じ野菜でも栄養価が下がっているという話を聞いたことありませんか?
そのためには、食材の栄養を逃がさないための調理方法を学んだり、家族の健康のために免疫力を上げる食事方法を学んだりすることはとても大切です。
一度学んだ知識は一生モノですから、人生が大きく変化する今の時期に学んでおいても遅くはありません。
詳しくは以下の記事に書いてありますので、興味がありましたら併せて読んでくださいね。
【妊娠中】葉酸を含む食べ物【納豆】について調べてみると…まとめ
この記事のまとめ
- 納豆1パックは食事から摂る1日葉酸目安の約1/3の量を摂取できる
- そのほかに食物繊維、たんぱく質が豊富
- 食べ物から摂る葉酸は吸収率が安定しない
- 葉酸を効率よく摂取するにはビタミンC、B2、B6、B12、亜鉛と一緒に摂る
- 食材を蒸す・油で炒めると吸収率がアップする
今回は葉酸を多く含む食べ物のひとつ「納豆」について深く掘り下げていきました。
この記事からわかることは、葉酸を食べ物から摂るのはとても難しいと感じていただけたと思います。
妊娠初期は安定した葉酸の量が供給できていないと、おなかの赤ちゃんの健康にリスクを生じる可能性があるので、厚生労働省では、
食事から240㎍・葉酸サプリから400㎍
の摂取を推奨しています。
サプリメントから栄養を摂ることに抵抗がある方もいると思いますが、赤ちゃんの成長と健康のリスクを考えると、妊娠初期だけでも葉酸サプリを摂取した方が安心できます。
また、妊娠初期はつわりもあり、満足に栄養を摂れません。
ドラッグストアで販売している葉酸サプリもいいですが、栄養面を考えたらネットで販売している葉酸サプリを選んだ方が僕はいいんじゃないかと思います。
納豆を食べつつ、葉酸サプリでも葉酸を補うようにすれば安心できると思うので、葉酸サプリを使っていない方はぜひ検討してみてくださいね。
\注目記事/
つわりで食べられるものがわからないときのヒントになる記事があるので、よかったら参考にしてください。