【食べつわりに◎】つわりとせんべいやあられの相性はどうなのか?

つわりとせんべいの相性はどうなのか?

「つわりでも食べられるものを探しているけどなかなか見つからない…」

そんな妊婦さんに読んでもらうと参考になる記事です。

記事の内容

  • つわりとせんべいやあられの相性について解説しています
  • せんべいやあられを食べるときに気を付けなければいけないことなどを解説しています

僕は訪問美容師をしているのですが、つわりでつらそうにしている妊婦さんのお客様を多く担当させてもらっています。

話を聞いていると

「何も食べられなくてつらい」
「どんな食べ物なら気持ち悪くならないのか知りたい」

というような声を多く聞くので、どのような食べ物なら平気なのだろうと日々調べています。

今回はSNSやネットでせんべいやあられは食べられたという妊婦さんが多いのはなぜか?を記事にしました。

また、妊娠をきっかけに食について色々と興味を持つようになったと思いますが、記事の後半に食に関する知識を高められる資格などの紹介をしているので、興味があったらあわせてご覧ください。

つわりの時期に食べられる物がわかならない方にとってプラスになる内容なので、最後まで読んでもらえるとうれしいです。

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目次

【食べづわりに◎】つわりとせんべいやあられの相性は?

個人差もありますが、つわりとの相性はとてもいいと思いますよ。

つわりにはアンモニアが関連していて、アンモニアの数値が高いほど気持ちが悪くなりやすい傾向があります。

例をあげると、亀田製菓ぱりんこのアンモニア含有量は個包装1袋あたり推定9.9mg(参考:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年を基に計算)なので、非常に少ないです。

ですから、せんべいやあられを食べても気持ちが悪くなりにくい妊婦さんが多いと考えられます。

特に常に何かを口に入れていないと気持ち悪くなってしまう食べづわりの妊婦さんにとっては心強い食べ物なのではないでしょうか。

せんべいの栄養成分

せんべい1枚あたり
エネルギー15.9kcal
タンパク質0.15g
脂質0.61g
炭水化物2.4g
食塩相当量0.05g
※亀田製菓ぱりんこを参照

食べるせんべいによりますが、だいたいこのくらいの栄養と見積もっていいと思います。

しょうゆなどを染み込ませたせんべいはこれよりも食塩相当量が多いので、食べる量を気を付けなければいけませんね。

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つわりのときにせんべいやあられが食べたくなる理由とは?

つわりのときにせんべいやあられを食べたくなるのはなぜなのか調べてみました。

ちょっとしたときに食べられる

発売されているせんべいやあられの多くは個包装になっているので、ちょっとしたときにすぐに食べられる利点があります。

特に食べつわりの妊婦さんには重宝する食べ物ですね。

食べ応えがあるのでせんべいやあられは満足度の高い食べ物に入ると思います。

味覚の変化がある

妊婦さんの味覚の変化を調査した論文があります。

妊娠中の味覚の変化

  • 酸味を好むようになった…65.6%
  • 塩味を好むようになった…45.6%
  • 甘味を好むようになった…5.6%

※重複あり

参考:妊娠による味覚機能の変化に関する検討

酸味塩味を好むようになり、味覚も鈍くなったと実感している方が多く、味の濃い食べ物を欲するようになったと答える方が34.4%いたことがこの論文には記載されています。

妊娠するとなぜ味覚が変わるのか?という疑問が生まれますが、まだ原因はわかっていません。

亜鉛不足になると味覚が鈍くなるのですが、この調査では味覚が鈍くなった妊婦さんの血清亜鉛値を調べた結果は正常範囲内でした。

その結果、亜鉛以外の様々な要因が重なって味覚が変わっている可能性があると結論付けられています。

食べたい味に対して足りていないものがわかる?

せんべいやあられの味は様々なものがありますよね。

実は食べたいせんべいやあられの味で、自分にどのような栄養が足りていないのかを推測することができるんです。

  • しょっぱいせんべいやあられを食べたい…ミネラル不足の可能性
  • 甘いせんべいやあられを食べたい…エネルギー不足の可能性

ミネラルとは?

  • カルシウム
  • カリウム
  • ナトリウム
  • マグネシウム
  • 鉄分

など16種類の必須ミネラルがあります。

無性に特定の味を食べたくなるときは、せんべいやあられの他に不足している食べ物もあわせて摂取するように心がけてくださいね。

せんべいやあられを食べるときに気を付けること

せんべいやあられを食べるときに気を付けることをご紹介します。

よく噛んで食べる

よく噛んで食べることはとても大切で、妊娠中は1番気を付けないといけません。

よく噛んで食べることで…

  • 虫歯になりにくくする
  • 胃の負担を減らす
  • 体重の増えすぎを防ぐ
  • 味覚の低下を防いでくれる
  • 精神的な落ち込みを防いでくれる

といった効果を得ることができます。

過剰摂取を気を付ける

せんべいやあられは1枚あたりの食塩相当量は少ないですが、そこが落とし穴です。

せんべいやあられを少しだけ食べて終わりにする人ってなかなかいないですよね。

おいしいから、「あと1枚、あと1袋…」って感じで食べ過ぎてしまう傾向があります。

ちなみにぱりんこを1度に全部食べてしまうと…

せんべい100gあたり
エネルギー477kcal
タンパク質4.7g
脂質18.5g
炭水化物73.0g
食塩相当量1.75g
※亀田製菓ぱりんこ

となり、塩分の過剰摂取になる可能性があります。

個包装のお菓子は

手軽に食べられる=ついつい食べ過ぎる

ことがあるので、注意してくださいね。

塩分が多いものを食べたときはカリウムを

塩分が多い食べ物をたくさん食べていると、むくみや妊娠高血圧症候群になる可能性があるので、カリウムを併せて摂取できたらいいですね。

カリウムを多く含む食材は

栗・バナナ・キウイフルーツなど

です。

せんべいやあられとの組み合わせは「??」になりますが、しょっぱい食べ物を食べたときには必ずカリウムを摂取するという習慣をつけていればリスクを減らすことができますよ。

妊娠やつわりの始まりをきっかけに色々と学んでみよう

妊娠が発覚したり、つわりが始まったりすると多くの人が「食生活」を見直さなきゃな……と思うはずです。

しかし、どこから見直せばいいのかわかりませんよね。

そんなときは妊婦さんを対象にした商品からヒントを得るのが一番効率がいいです。

例をあげて解説をしていくので、もしよかったら参考にしてくださいね。

つわノンゼリーを参考に学んでみる

つわノンは妊娠初期のムカムカする時期に活用すると、ムカムカが楽になる葉酸入りゼリーです。

つわノンから読み取れること(考察)

  • 名前から考えてみると、つわりをなくすためのもの……?
  • それならば、どんな成分が有効と考えられている?

つわノンの成分を調べると、ビタミンB6・しょうが・クエン酸がつわりに有効なのではないかと推測できます。

ビタミンB6・しょうが(ショウガオール・ジンゲロール)
⇒つわりの緩和に効果がありという論文がある。

クエン酸
⇒アンモニアを中和する効果があり、食べやすくしてくれる。

それならば、しょうがやビタミンB6が多い食品(バナナ・アボカドなど)を意識して食べるようにすれば、つわりが楽になるかもしれませんね。

つわノンの商品の口コミ・評判をまとめた記事を作成しているので、気になった方は見てみてください。

葉酸サプリを参考に学んでみる

葉酸サプリから読み取れること(考察)

  • そんなに葉酸を摂らなければいけない理由はなに?
  • 葉酸サプリの成分を調べると他の栄養も盛りだくさんなんだけど……

葉酸サプリのパッケージに書いてある栄養成分表示を見ると、葉酸以外にも様々な栄養素が配合されているのが確認できます。

なぜなんでしょう?そして、なにを基準に配合されているのでしょう?

調べてみると、厚生労働省が5年おきに公表している「日本人の食事摂取基準」を基準に、栄養を配合して葉酸サプリを作っているメーカーが多いようです。

どのくらいの割合入れているのかを見ると、100%近くだったり、それ以上入っているものも多いですね。

理由は、妊娠初期は赤ちゃんの重要な臓器を作るために細胞分裂が最も盛んな時期で、多くの葉酸や栄養を必要とするからです

栄養が足りないと、赤ちゃんの成長が遅れたり、健康状態にリスクが出る可能性があるので、しっかりと栄養を摂らなければいけません。

しかし、その時期はつわりもあり、満足に栄養を摂ることが難しいです。

ですから、葉酸サプリの多くはマルチビタミンのような作りにして販売されているということですね。

販売されている人気葉酸サプリの比較記事もありますので、よかったら参考にしてくださいね。

妊娠初期にどのくらい栄養が必要なのか知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

食育栄養アドバイザー講座から学んでみる

とは、毎日食べる「食」を通して

  • 食育について
  • 栄養学について
  • 生活習慣病の予防について
  • ダイエットや美容について
    など

をオンラインで学ぶ講座です。

食育栄養アドバイザー講座から読み取れること(考察)

  • こんな資格がある理由は、栄養が偏っている人が多いから?
  • 食べることに対して関心が少ないから?

妊娠が発覚するまで、栄養成分表示や原材料なんて気にも留めなかった方は多いですよね。

新しい家族を迎え入れるために、食の知識を深めておく……とても重要です。

30年前と比べて、同じ野菜でも栄養価が下がっているという話を聞いたことありませんか?

そのためには、食材の栄養を逃がさないための調理方法を学んだり、家族の健康のために免疫力を上げる食事方法を学んだりすることはとても大切です。

一度学んだ知識は一生モノですから、人生が大きく変化する今の時期に学んでおいても遅くはありません。

詳しくは以下の記事に書いてありますので、興味がありましたら併せて読んでくださいね。

【食べつわりに◎】つわりとせんべいやあられの相性はどうなのか?まとめ

記事のまとめ

  • せんべいやあられのアンモニア含有量は少なめ
  • 無性に食べたいときは何かの栄養が足りない可能性
  • よく噛んでたべる
  • 過剰摂取に気を付ける
  • カリウムを含む食品をプラスする

つわり中は特定の食べ物しか食べることができない妊婦さんが多いので

「私、栄養足りているかな…」

と不安になってしまうと思いますが、色々な文献でも

つわりの時期は
特定のものしか食べられなくても大丈夫

と言われているので、過度な心配はしないようにしてくださいね。

栄養バランスが摂れるような身体の状態になったら、しっかりと毎日意識していきましょう。

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つわりで食べられるものがわからないときのヒントになるリンク集もあります。

つわりとせんべいの相性はどうなのか?

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